
ジョージ・ワシントンとは
アメリカの初代大統領であるジョージ・ワシントン
、今日でもアメリカの象徴としての偉大さを誇る。
アメリカはよく知られているように、イギリスの清教徒達が17世紀にメイフラワー号に乗って移住してきた。ワシントンの曽祖父も移住者で、農園を経営した。
ワシントンはバージニア州で代議士となり、後にイギリスからの独立戦争での軍人として、総司令官となった。戦争を勝利に導いたワシントンは1789年、最初の大統領となった。満場一致で選ばれたワシントン、「アメリカの父」と呼ばれたのである。
次席であったジョン・アダムスは副大統領となった。
ビックな体で初代の王者の風格
ワシントンの容姿は、鼻も口も大きく、身長も188センチあり、堂々とした体躯で独立の機運高まるアメリカ合衆国に相応しい風格があった。
軍人の存在感、当時のヨーロッパの王政の風潮から、政治家としてより、王様のような存在感を求められ、ワシントンはまさにそういう君主のような大統領であった。
イギリス軍との戦争時を描いたワシントンの絵画であるが、想像の絵であり、実際はこのような姿で戦地には赴かなかった。が、このような闘いに先陣をきるようなカリスマ的な姿を人々は求め、熱狂したのである。
逆玉の大統領
ワシントンはアメリカらしい上昇的な人生である。
自分より裕福で地位の高い女性と結婚して、いわゆる「逆玉」である。
妻のマーサはの大農園の未亡人で、ワシントンは彼女の財政と能力により地位や力を得ていた。
マーサのサポートは優れていて、ワシントンの戦争中や公務にも手腕を発揮した。乗馬もうまく、大人しく影になっている女性ではなかった。「建国の母」とも呼ばれ、夫妻でもってアメリカの基礎を築き上げた。
大統領夫人、いわゆるファーストレディーの役割はワシントンの時代からはじまっていたのである。