第18代、寺内首相とは

山口県出身、山縣有朋桂太郎などと同じ長州藩士の軍閥の総理である。

大隈重信が内閣総辞職した後、就任。寺内は政党嫌いで、政友会や同志会の派閥に属さない性格なため、白羽の矢が立ったが、結局は孤立してしまう。

日露戦争で陸軍のトップとして活躍したが、外交政策は上手くいかず、中国問題やシベリア出兵などトラブル続きだった。

在任中に第一次世界大戦があり、国の景気はダダ下がり。米の価格が上がり、米騒動が全国で起きる。それを軍隊で制圧しようとしたものだから、民衆の怒りを買う。さらにはそれを報道規制、言論統制しようとしたのが運のつき。批判にさらされ、2年で内閣は総辞職。

この人の在任中に現在のインフルエンザA型である「スペイン風邪」が流行る 。次の総理、原敬は就任早々罹患している。

寺内正毅の特徴と容姿

キャラクター:ビリケンさんに顔が似ているので「ビリケン内閣」と呼ばれていた。 政党嫌いの非立憲(ひりっけん)に掛けたダジャレでもある。

顔と性格が一致してないのがこの寺内正毅である。

長州出身のいかにも大らかで軍人らしい、豪胆な顔だが、意外にも重箱の隅をつつく性格。部下の書類をチマチマ赤鉛筆などでチェックする。そういう気性も人に慕われず、嫌われたのだろう。

エピソード

古美術が好きでコレクターだった。

大正デモクラシーの気運も国民にあったことが災いしたのか、何かと裏目に出た嫌われキャラの総理であった。