元内閣総理大臣:高橋是清とは

高橋是清は、二二六事件で青年将校に殺された。経済通の専門家として功績が大きい。数奇な人生をたどった政治家である。

日本銀行の総裁を勤め、その後、大蔵省のトップを6度も経験している。蔵相と兼任した首相時代はあまり活躍しなかったが、大蔵大臣としては日本経済大きな役割を果たす。

ケインズ政策で、日本をデフレから脱却させた。さらには昭和の金融恐慌を日本銀行と協力して落ち着きを取り戻させた、金融・経済通である。

高橋是清の特徴と容姿

丸い頭と髭が特徴的で、 「ダルマさ」 「ダルマ蔵相」「達磨」と呼ばれた。

晩年の白いひげと優しい瞳はサンタクロースに似ている。

エピソード

江戸の赤坂の出で、狩野派の絵師の子孫である。

若い時、勉強のためアメリカ渡航したが、騙され、奴隷として働かされていた。が、本人は勉強の一環と思っていて、まったく気が付かなかった。

帰国後、官僚を経て事業を試みるが失敗。ホームレスとなる。銀行を経て、政治へ。

享年67歳。二・二六事件で暗殺され、波乱万丈の人生である。「栄枯盛衰は人生の常」であると言った。現在は小銭だが、昭和の50円札の顔として有名。