軍人首相の桂太郎とは

長州、山口県の萩の出身である。同じく長州の山縣有朋に重用され、出世した。

西園寺公望と共に12年「桂園時代」を築いた。うち8年が桂太郎である。2019年安倍晋三氏が長期政権のトップになるまでは、桂は歴代の総理で在職期間が一番長かった。

日露戦争を勝利に導いた首相である。元々、日清戦争でも活躍し、陸軍大臣を経た。軍に力を入れていた山縣有朋の後押しで総理になった、軍人総理である。

桂首相の特徴と容姿

軍人らしい髭や固く締まった口元であるが、目が明るく、親しみやすい雰囲気がある。

「巨頭公」ともニックネームがある。頭が大きいのだ。 じっさい死後解剖したとき、普通の男性の脳より250gも重量が多かった。

晩年の勲章を付けた将校らしい写真の印象のいかにも陸軍エリートであるが、若い時の長洲藩士姿はりりしい。イケメンすぎて震える

フランス流のリベラルな思想を持つ西園寺公望と交互に首相になったが、容姿も性格も対照的である。

エピソード

ニコポン宰相 とも呼ばれていた。

ニコニコ笑って背中をポンと叩く癖があったため、そのままだ。そうして、政界、財界の有力者に親し気に距離を詰める性格であった。それゆえに人脈を太くし、総理大臣の地位を保ったのである。

就任当時は53歳。若い青年軍人エリートだった。64歳まで最長の在職。日清日露戦争時代を駆け上り、日本の啓明期を作った長州人である。