元首相、片山哲とは

吉田茂の後、社会党が第一党となった。急遽、片山哲が首相となる。経験がなく全てが未熟な状況で、民主党、国民協同党との連立政権となる。

しかし、人脈に乏しい片山は左派と右派の混在する政権で指導力に欠け、優柔不断となり、「グズ哲」と批判を受け8か月の短命政権となった。

村山富市さんと片山の二人だけが、社会党の党首として総理大臣になった。

片山哲元総理の特徴と容姿

社会派の弁護士として活躍していた片山哲は、敬虔なクリスチャンでもあり高潔な人格であった。

しかし、短期政権の間に、今日の労働法の失業保険、保守的な家族観である民法を改正するなど功績は大きい。

厚い唇と下がった小さい目は優しく、温かい人格をうかがわせる。丸い黒ぶち眼鏡と上品なツーブロックの髪型、髭がトレードマーク。

しかし権謀術数、魑魅魍魎の政界で彼の優しさは通用しなかった。

エピソード

キリスト教を信奉するがゆえにマッカーサーにも評価された。 GHQの言いなりのような態度であり「日本は東洋のスイスとなりたい」との夢見がちな発言をする。

和歌山県の田辺市の出身。

東大の法学部を出たエリートである。社会党はじめ左派には高学歴が多い。それがゆえに理想主義に走りすぎ、かつ派閥をうまく泳ぎきれないのだろう。