犬養元首相とは

五・一五事件に暗殺された犬養毅。

76歳の高齢で、宰相の座につく。岡山県出身。大蔵省大臣に高橋是清をすえ、昭和の恐慌からの脱却を目指す。

当時、満州にいる関東軍は愛新覚羅溥儀を皇帝に仕立てた傀儡政権を樹立した。 軍部が台頭してきたラストエンペラーの時代である。

犬養毅は満州撤退を望んでいたが、関東軍との対立で、ついに凶弾に倒れる。

暗殺者の青年将校たちが来訪したとき「靴でも脱げ」と堂々と落ち着き、 「 話せばわかる」 と語り掛けたのは有名。うたれたあとも「さっきの男を連れて来い、言ってきかせることがある」と対話による解決を諦めなかった。

犬養さんの特徴と容姿

写真のどの顔も眼光が強く相手を射抜くような存在感。他者に命がけで「対峙している」迫力がある。

エッセイスト安藤和津さんの祖父、女優、安藤サクラさんの曽祖父 で顔立ちの面影がある

無欲な人で、オカズや服装にも無頓着であるった。

エピソード

大河ドラマ「いだてん」にも登場。 女性好きな人でもあったらしい。

毒舌で有名だった。側近が口を慎むよう奥さんからも伝えてくれと言っていた。

しかし、信義や情に厚く、貧しい人を助けずにはいられない性格であった。中国やインドから亡命してきた若者をかくまった。蒋介石や孫文も犬養に助けられていた。

2019年に亡くなられた国連の緒方貞子さんもひ孫にあたる。犬養毅の利他的な心を受け継いでいたのだ。